『カロリー制限してダイエットをすれば、脚が細くなる』
『食事制限をしないと脚は細くならない』等
ネットで検索すると、様々なカロリー制限ダイエットのやり方が出てきます。
しかしながら、このカロリー制限ダイエットのやり過ぎは危険なんです。
今回は、ファッションモデルの苦悩をご説明しながら、過度のカロリー制限ダイエットの危険性についてご説明したいと思います。
体重が減るのに足が細くならない人必見です!

自らも、長い間太い脚に悩み続けていたが、試行錯誤を繰り返し太もも周りマイナス10cmを達成する。
その後自分と同じ悩みを抱えた方々に『脚が細くなる喜び』を伝えたいと一念発起し、パーソナルトレーナーの資格を取得する。
そして、現在脚やせ専門パーソナルジム『On Leg Line』を立ち上げ、多数のクライアント様の脚やせを指導中。
目次
過度なカロリー制限ダイエットの危険性
カロリー制限ダイエット前後の体型の変化


画像は、以前僕自身がカロリー制限ダイエットを行った時の体型の変化です。
上の画像が食事制限前で下の画像が食事制限後です。
もともと、体重が65kgあった僕は3ヶ月で58kgまで落としました。
朝食は抜いて、お昼はサラダとサラダチキンを食べ、夜は納豆とみそ汁とごはん少々で、
一日の摂取カロリーを1500キロカロリーに抑えるよう心掛けました。
結果細くなったのですが、画像からも分かる様に頬はこけて、鎖骨から胸にかけてはまっ平になってしまい上半身のボリュームが
全く無くなってしまいました。
体調も悪くなり、寝ている時に耳に水が入ったような耳鳴りがしたり、爪が割れてしまったり、肌もガサガサになってしまい、
絆創膏をはがすだけで、皮膚が一緒にむけてしまったりと、このままではまずいと思い食事制限ダイエットは止めました。
カロリー制限ダイエットの2つの危険性
では、具体的にカロリー制限ダイエットの2つ危険性についてご説明しますね。
カロリー制限ダイエットの2つの危険性のうち一つ目が
筋肉が落ちてしまう
カロリー制限ダイエットを続けると、食事から摂取するエネルギーが減るため、足りないエネルギーは主に筋肉を分解して作り出そうとします。(これを糖新生と言います)
僕の画像でもそうでしたが、お腹まわりは細くなりますが、同時に上半身の筋肉も落ちて、まっ平な体形になってしまうんです。(脚はほとんど細くなりませんでしたが)
低栄養症になってしまう
カロリー制限ダイエットを続けると、糖質不足、糖新生によるタンパク質不足、ビタミンミネラル不足などが起こり、骨密度低下により骨折しやすくなったり、爪が割れやすくなったりと低栄養による体の不調が起こります。
ファッションモデルの上半身

上の画像のファッションモデルさんですが、太もも、ふくらはぎがとても細くて、キレイですよね?
『ですが!!!』
ここで見て欲しいのは、下半身ではなく顔、首元、胸や腕なんです!
脚が細いのはうらやましい事ですが、上半身はさらに細くないですか?
たぶん服を着ていなければ、胸やお腹もガリガリにやせ細っていると思われます。
ファッションモデルの苦悩
世の中の女性だけでなく、最近では男性もファッションモデルに憧れ、より細い事がカッコいいと思う人が増え、カロリー制限ダイエットを行う傾向が増えています。
しかし、その結果、拒食症や骨粗鬆症などを引き起こし体調を崩している人もいます。
そんなカロリー制限ダイエットの危険性について、少し面白い記事があったので、引用します。
以下引用
ドクセールさんは、モデルになってわずか数か月ですでに拒食症に悩まされるようになっていた。エリートモデルの地位を手放したくない一心で、毎日リンゴ3個とダイエットコーラしか口にしていなかったという。
「痩せろと言われたわけではないんです」とドクセールさんは振り返る。「でもその代わりにこう言われました、『9月にはファッションウィークにデビューする。サイズは32~34(日本の5~7号)だから、それが着られないと困る』って」
ファッションショーのためにスリムでなければならないというプレッシャーについて警告したフランス人モデルは、ドクセールさんが初めてではない。拒食症を患い、ファッション業界を痛烈に批判する著書を記したイザベル・カーロさんは2007年、イタリア・ミラノのファッションウィーク開催中に、拒食症の警鐘キャンペーンに痩せ切ったヌードで登場し物議を醸した。カーロさんはその3年後、28歳という若さで他界した。
ドクセールさんが当時自分に許していたのは、リンゴとダイエットコーラのほかに、1週間に1度、一切れの魚か鶏肉を食べること。スカウトされた時、身長178センチで健康的な56キロだった体重を、その後数か月で47キロまで落とし、4サイズ小さい服が着られるようになった。
こうしてドクセールさんは、「一流メゾンのモデルに起用され、パリ、米ニューヨーク、ミラノを股に掛けて華々しい活躍を始めた。
■過食症に自殺願望
豊かな栗色の髪にはっとするような青い目で、たちまち人気モデルの仲間入りを果たしたドクセールさん。しかし徐々に過食症と自殺願望などの症状に悩まされるようになり、8か月後にはスポットライトから身を引いた。
現在23歳になったドクセールさんはこう語っている。「誰も分かってくれませんでした。皆に夢みたいな生活でしょうねと言われたけれど、私はかつてないほど惨めな気持ちを味わっていたのです」
同著でドクセールさんは、舞台裏の様子も明かしている。カメラの前では食べ物を口にしていたモデルたちが、ジャーナリストが退席した途端にトイレに駆け込み、全部吐き出していた。
撮影時に用意されたのはフォトグラファーの食事だけ。あまりに空腹で疲れ切ったドクセールさんは、ファッションウィークのために訪れていたニューヨークの街を歩きながら気を失ってしまったという。
「モデルなんて、服のハンガー以外の何物でもありません」とドクセールさん。「1980年代のエリートモデルは、血の通った人間でした。でも今では、ブランド名より目立ってはいけないんです」
ドクセールさんが著書を発表する1か月前、フランスの議会は極端に細身のモデルを禁止する法案を可決した。議場ではドクセールさんがつづった手紙が読み上げられ、賛成票を増やす一助になったとされる。
このような法案が可決されたのは、イスラエルに続き世界でまだ2か国目。スペインやイタリア、英国、デンマークにも類似した法律は存在するが、厳しい規定は見送られた。一方、米国とベルギーでは、法制化自体実現していない。
フランスで同法案が実際に法律として成立すれば、モデルたちはまず医師の許可を得なければならなくなる。またこれに違反したモデル事務所には、最高で6か月の禁錮刑や7万5000ユーロ(約1000万円)の罰金が科される可能性がある。
フランスでは3万~4万人が拒食症に苦しんでいると推計されており、うち9割が女性だ。新たな法的措置により、モデルをより細く見せるために写真をデジタル加工した出版物についても、3万7500ユーロ(約500万円)以上の支払いが命じられる見通しだという。
今ではサイズ38(日本の11号)に戻り、女優を目指しているというドクセールさん。「ランウェイに立っている女の子たちは、私がうそをついていると言うでしょうね」と語る。「モデルとして働き続けたければ、何も言えないはずです。業界内部には、絶対的なかん口令が敷かれていますから」
引用;拒食症に苦しんだ元トップモデル、ファッション業界の闇を暴露 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News
この記事を読んで分かる事は、ファッションモデルの人達も、本人が望んでその細さを維持している訳では無く、
自分達の地位を維持する為にデザイナーが求める細さを一生懸命キープしているという事です。
そして、常に
『細い服に体型を合わせなければならない』
『デザイナーが求める細さに答え続けなければならない』
という苦悩があるという事です。
脚を細くしたいなら、過度なカロリー制限では無くこれをやるべき
では、脚を細くしたい人が過度なカロリー制限をせずに、どうやって脚を細くするのか? についてご説明しますね。
むくみの解消

下半身太りの人の多くが、脚の筋肉を落としたいと思い過度なカロリー制限ダイエットに走りがちですが、
実は下半身太りの大半の人はむくんでいて、そのむくみにより、脚の筋肉に余計な水分が溜まり膨らんでしまっています。
なので、筋肉の繊維自体が太い訳ではないのでむくみを解消する事で筋肉を細くする事が可能です。
皮下脂肪と筋間脂肪を燃焼させる

次に脂肪ですが、脂肪には大きく分けて3種類あります。
皮下脂肪 一番外側の厚い部分
筋間脂肪 筋肉の間に挟まれている部分
脂肪交雑 筋肉の中に入っている白い線(いわゆるサシ)
みなさん脂肪というのは筋肉の上にあって手でつまめるモノをイメージされてると思います。
それは、皮下脂肪であって脂肪の中の1種類にすぎないんです。
実際には、筋肉はいくつもの束が重なり合っているので、各々の束の間にはすき間があります。
その束のすき間に入り込んでいるのが、筋間脂肪です。
そして、束の中には無数の筋肉の繊維が集まっていて、その筋肉の繊維の間に入り込んでいるのが脂肪交雑になります。
なので、脂肪というのは筋肉の上にあってつまむ事が出来る、皮下脂肪だけではなく、筋肉と筋肉の隙間に入り込んでいる筋間脂肪と筋肉の繊維の中に入り込んでいる脂肪交雑があります。
ちなみに、筋間脂肪と脂肪交雑により筋肉が太くなるのは、筋間脂肪と脂肪交雑は筋肉の隙間と筋肉の繊維の中に入り込み、
筋肉を内側からボリュームアップしているからです。
なので、この筋間脂肪と脂肪交雑を燃焼させる事が出来れば、筋肉を内側から細くすることが出来ます。
前ももが張り出す立ち方を見直す

脚の筋肉太りで悩んでいる人は、前ももが張り出す傾向があります。
前ももが張り出しているひとの立ち方は、かかとに対して脚の付け根が前に出っ張っています。
そして、前に出すぎた脚の付け根のバランスを取る為に、腰を反らせて肩を後ろに下げています。
(いわゆる反り腰と呼ばれる姿勢です)

脚の付け根が前に出っ張るので、つま先を真直ぐに向けるとバランスが取りづらい為、
足幅を広げて、つま先を外側に向ける事で足の外側を踏ん張ってバランスを取っているのです。
そしてこの姿勢を取り続ける事で、太もも前側と外側の大腿四頭筋が常に負荷がかかって太くなり、結果として前ももが張り出してしまいます。
なので、立ち方を矯正する事で、前ももの張り出しを無くす事が出来ます。
【カロリー制限ダイエットは危険】体重減っても足が細くならない人へ まとめ
・ファッションモデルの人達も、本人が望んでその細さを維持している訳では無く、自分達の地位を維持する為にデザイナーが求める細さを一生懸命キープしている
・カロリー制限ダイエットの2つの危険性
①カロリー制限ダイエットを続けると、食事から摂取するエネルギーが減るため、足りないエネルギーは主に筋肉を分解して作り出そうとする為(糖新生)筋肉が落ちてしまう。 #特に上半身
②カロリー制限ダイエットを続けると、糖質不足、糖新生によるタンパク質不足、ビタミンミネラル不足などが起こり、骨密度低下により骨折しやすくなったり、爪が割れやすくなったりと低栄養による体の不調が起こります。
・脚を細くする為にやるべき事
①むくみの解消
むくみを解消する事で、脚の筋肉に溜まった余計が水分を排泄します。
②筋間脂肪と脂肪交雑の燃焼
筋間脂肪と脂肪交雑は筋肉の隙間と筋肉の繊維の中に存在して、筋肉を内側からボリュームアップしています。
なので、この筋間脂肪と脂肪交雑を燃焼させ、筋肉を内側から細くします。
③前ももが張り出す立ち方を見直す
前ももが張り出している人の立ち方は、かかとに対して脚の付け根が前に出っ張っています。
そしてこの姿勢を取り続ける事で、太もも前側と外側の大腿四頭筋が常に負荷がかかって太くなり、
結果として前ももが張り出してしまいます。
なので、立ち方を矯正する事で、前ももの張り出しを無くします。
脚を細くする事も重要ですが、過度なカロリー制限ダイエットをして体調を崩してしまっては元も子もありません。
短期間で結果を求めようとせず、上記の3つを行い続ければ必ず脚は細くなりますので、是非参考にしてみて下さい!
今すぐあなたの脚を細くするには…
この記事を読んでいるあなたは、ブログを検索したり、youtubeで動画エクササイズを行っているかと思います。
しかし、あなたの脚は思ったように細くならず、どれが正解か迷っていませんか?
インターネットの情報はあまりにも多く、あっちのブログでは『効果がある』と書かれている事が、こっちのブログでは『効果が無い』と書かれていたり、yotubeのコメントも賛否両論です。
ちなみに、以前の僕も脚だけが太い事を悩んでいました。

そして、極端な食事制限をして上半身ばかりガリガリになってしまったり、高負荷なスクワットで必要以上に太ももの筋肉を太くしてしまったり、とても回り道をしてきました。
(正解が分からないので、やってみて判断するしかなかったので…)

色々と試行錯誤してみて分かった事ですが、
下半身だけが太くなる原因は、遺伝やスポーツの影響もありますが、
【余計な筋肉】【むくみ】【脂肪】の3点に絞れます。

そしてこの3点は、『生活習慣の見直し』『特化したエクササイズ』『効果のあるマッサージ』を行う事で改善出来るので、どんな人でも必ず脚を細くすることが出来ます。
On Leg Lineは脚やせに特化した専門プログラムです。
その為、過度な食事制限やハードな筋トレも行いません!
『憧れのスキニーパンツがはける様になった!』
『自分の脚がこんなに細くなるなんてウソみたい!』
『筋肉脚だから諦めていたのに、ホントうれしい!』
こんな喜びの声をたくさん頂いています。
今から始めれば、数ヶ月後にはあなたの脚は格段に細くなっています。
ご興味がある方は、是非ご連絡下さい!
